苫小牧市の「食」をテーマにした賑わい創出の取り組みのひとつとして誕生した、苫小牧クラフトスパイス。その普及のために、昨年から始まったのが「スパイス大作戦」です。クラフトスパイスを使った、オリジナルメニューを提供する認定飲食店の募集と展開、市内のイベントに登場する公式キッチンカーなど各所で活発に活動を行って来ました。
そして今回開催するのが“一般の人にもクラフトスパイスを知って欲しい!”という思いで始まったアイデアレシピの募集です。
現状では苫小牧クラフトスパイスは市販されていないため、エントリーした参加者にクラフトスパイスを送り、味を確かめてもらうところからチャレンジは始まりました。今まさに参加者は、いろいろなアイディアを出しながら試作の真っ最中でしょうか。味わったことのない調味料を使って、わくわくしながらレシピ作りに挑戦していることと思います。
市内に3店舗ある味の大王各店では、オリジナルのカレーだれにクラフトスパイスを加えた「汁なしスパイスカレー」を提供しています。「クラフトスパイスの強いうまみが加わったたれを、麺やチャーシュー、ネギとしっかり混ぜて食べると最高においしいです」。今までに大王では汁なしラーメンの提供はなく、今回のメニュー開発にはじっくり時間を掛けて挑みました。食材を新たに増やすことなく、店にある食材で構成することで、価格を750円に抑える工夫もしました。
「この苫小牧クラフトスパイスはニンニクが強くない代わりにうまみが強いので、アイディア次第で面白いレシピになりそう。まずは駄菓子やアイスに振り掛けて味わってみて。きっとおいしいと思うよ」とヒントをくれました。